本号は,ミラノサローネ2015のレポートと12の住宅,オーストラリアと国内の各6作品を収録します。
国際家具見本市〈ミラノサローネ〉を中心に,市内の至る所で繰り広げられるイベントから,デザインの潮流や最先端をレポートします。今年はどんなデザイン/デザイナーが注目されたのでしょうか?
表 紙を飾るのは,初登場の松岡聡田村裕希。プラン全体の約1/3を占める階段室から一体どのような住空間が展開されるのか。そして,これまでにプロジェクト 段階でも紹介したショーン・ゴッドセル,島田陽(ともにGA HOUSES 136),TNA(GA JAPAN 130)の住宅も竣工しました。
オーストラリアの自然豊かな敷地条件と国内の限られた敷地条件とは対照的でありながら,周囲との関係性や,光・風をどのように住宅に取り込むかなどが考えられている点で共通するところも感じられます。
ぜひ本号をお楽しみください。
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