特集 [総括と展望]建築2016/2017 座談会 平田晃久×藤本壮介×二川由夫 特集 [PLOT 設計のプロセス] 13組の建築家たちから発せられた、ナマな言葉で紡ぐ設計のプロセス
妹島和世+西沢立衛/SANAA 「台中市文化センター」編 設計:SANAA 語り手:妹島和世,西沢立衛 全体像が変わるパブリックスペース| 脱・球体|いろいろな場所を巡り合わせる|スケールならではとスケールの超越
隈研吾 「品川新駅(仮称)」編 デザインアーキテクト:隈研吾建築都市設計事務所 語り手:隈研吾建築都市設計事務所/隈研吾・川西敦史, 東日本旅客鉄道/山田眞左和 都市における 「長さ」の可能性|ウォーカブルな都市|環境複合体の特異点|ミドル・スケール=ストリート・スケール|「間口の単位」のデザイン
市川創太 「なご原の家」編 設計:doubleNegatives Architecture 語り手:市川創太 ノーテーションと情報のマッピング|Super Eyeが見るもの|Super Eye、Corporaという手法の目指すもの
石上純也 「8 Villas in Dali」編 設計:石上純也建築設計事務所 語り手:石上純也 別荘の集合住宅を考える|コンテクストから構成を考える|既存のものと新築のもの|別荘らしい空間
山梨知彦/日建設計 「桐朋学園大学調布キャンパス1号館」編 設計:日建設計 語り手:山梨知彦,笹山恭代,石原嘉人,角田大輔,佐藤隆志 山梨チームの新たな秘策|リサーチとアウトプットをシームレスに繋げる|建築家とデジタルがインタラクションする|BIMの変化 「作図」や「確認」から「試行錯誤」のツールへ|スタディ・プロセスをシリーズ化する|ズレによって生まれるブワブワした空間|ブラー建築の可能性
柄沢祐輔 「villa kanousan」編 設計:柄沢祐輔建築設計事務所 語り手:柄沢祐輔 アルゴリズムと身体感覚|身体性のアップデート|プロトタイプとネットワーク|「villa kanousan」のスタディ|タイポロジーとディテール
長坂常 「延岡の家」編 設計:スキーマ建築計画 語り手:長坂常 どこまでできるか考える|余った空間をどうするか|スタディの方法とものの組み立て|何をデザインするか
伊東豊雄 「新国立競技場整備事業公募型プロポーザル応募案」編 語り手:伊東豊雄+S.S. 東建男・古林豊彦・樽谷敦・南俊允・竹内啓・長曽我部亮 白紙撤回後に入ったスイッチ|二段式スタンド|静けさにも対応する聖域|中間層免震と燃エンウッド|渋谷川の復活と明るい武蔵野の森|根源回帰
平田晃久 「Overlapped Habitations」編 設計:平田晃久建築設計事務所 語り手:平田晃久 来歴を塗り重ねた立体庭|生命論的建築
前田圭介 「Butterfly 間∧屋」編 設計:UID 語り手:前田圭介 「数寄屋」がテーマ|屋根がつくる空間|スタディの変化|初めて構造部材が顕在化?|ディテールの考え方
藤本壮介 「(仮称)石巻市複合文化施設」編 設計:藤本壮介建築設計事務所 語り手:藤本壮介、岩田正輝(担当スタッフ) ショッピングセンターにならないために|ブラックボックス化しない公共施設|家型か、箱型か|一見地味に見えても環境に応答する|「おふくろの味」はもうやめた|包むことを真面目に考える
大西麻貴+百田有希 「多賀町中央公民館」編 設計:大西麻貴+百田有希/o+h 語り手:大西麻貴・百田有希 五箇荘近江商人の家|動線空間なりの魅力|妹島和世の「京都の集合住宅」|屋根と構造モジュール|大きなスケールに盛り込む濃密な体験