特集 PLOT 設計のプロセス


GA JAPAN初の両表紙を備えた今号!
通常の表紙からは作品や連載などいつものコンテンツを。
そして裏表紙からは、この時期恒例の「PLOT 設計のプロセス」特別編を
お楽しみいただける仕様になっています。お楽しみに!

188 pages
ISBN978-4-87140-948-3 C1352
2017
年11月1日発行
¥2,333+税

 


特集
[PLOT 設計のプロセス]
17組の建築家たちから発せられた、ナマな言葉で紡ぐ設計のプロセス




中川エリカ
「桃山ハウス」
語り手:中川エリカ

基本設計から実施までを振り返る
敷地環境を模型でつくりこむ|構成ではなく材料のまとまりで|動かせる材料と動かせない材料|ヴォリューム・スタディでは考えられない全体性|ユニバーサルな下地





SANAA
「上海金融センター」
語り手:妹島和世+西沢立衛

外部と内部を同時につくるオフィス
新しいオフィスビルを中国でつくる|複合形態のつくり方|眺めと外装の関係




隈研吾
「石垣市新庁舎」
語り手:隈研吾、岡山直樹

ノーコンテクストの遺る瀬無さを琉球赤瓦で解決するには
井然形式と琉球赤瓦|小さな屋根の群|棟の無い屋根|エッフェル・カラー|赤瓦のユニット化と下屋としての公共性





平田晃久
「金泰16-1 project」
語り手:平田晃久、関口貴人

台北の商業コンプレックスを考える
三つのシステムによる入れ子状の階層構造|「自然と人智」の階層反転|発酵する建築のコア





建築家のしごと事情

@藤本壮介 設計体制と協働、そしてスタンス

A赤松佳珠子 「同種類似業務の経験」という壁

B大西麻貴+百田有希 一緒に最初から考えていく








安藤忠雄
「リノベーションについて」
語り手:安藤忠雄

時間についての思考−ブルス・ドゥ・コメルスまで
記憶をつなぐ建築|新たなエネルギーを吹き込むリノベーション|パリに世界の中心をつくる|心に残る感動とは





三澤遥
「waterscape, UENO PLANET」
語り手:三澤遥

建築的図法の有効性について
実は建築好き?|個別でなく、総体を見せる|建築的図法をなぜ用いるのか|余計な情報を削ぎ落としてく





北川原温
「豊昭学園新1号館」
語り手:北川原温、小林大祐

4期20年に渡るキャンパス計画
キャンパスを更新するチャンス・オペレーション|ダイバーシティの尊重|青空、白い雲、そして降りしきる雨|自己破壊によるカオスの縁の可視化





周防貴之
「屋島山上拠点施設」
語り手:周防貴之

関係者を巻き込む基本設計
普通の基本設計じゃない!?|プログラムの追加|地形の建築化/建築のランドスケープ化|建築を開くつくり方





杉本博司+榊田倫之/新素材研究所
「小田原文化財団 江之浦測候所」
語り手:杉本博司、榊田倫之

杉本流建築の組み立て方
構成について|建築(家)の不自由さ|スケールを横断するモノがつくり出すシークエンス|





建築家のしごと事情

C平田晃久 台湾の仕事について

D周防貴之 与条件に正解のない条件から

E乾久美子 「解決すべき問題」は要項の中にある







日建設計
「長崎県庁舎」
語り手:山梨知彦、煖エ央、平井友介

設計の最終調整と現場対応
BIMと建築の間の大きな問題|オブジェクトへの架橋|内外をつなぐスラブのあり方|シティホールという宿題





有馬裕之
「きふね」
語り手:有馬裕之

ズレを許容し、増幅し、利用する設計
農家の再生を考える|言葉と建築|農家のユニバーサリティと個別化がつくる空間とは|修辞論を超えて





大江匡
「モランボン新本社ビル」
語り手:大江匡、坂井大輔

複合的なオフィス設計
新しいイメージを示す|二つのエリアの立体的なつながり|デジタルの意味





藤原徹平+針谷將史
「(仮称)那須塩原市まちなか交流センター」
語り手:藤原徹平、針谷將史、佐藤淳

プロポーザル後のスタディ
「十和田」でやり残した宿題|薄っぺらいラーメン構造+バットレス|フラックス・エレメント|様々な秩序の掛け合わせ





大西麻貴+百田有希
「多賀町中央公民館」
語り手:大西麻貴、百田有希

phase 2:実施設計後半、構造と空間
町産材の架構がつくる空間|廊下と部屋のヒエラルキー|外観がない!?





作品
京都外国語大学新4号館 小嶋一浩+赤松佳珠子
解説:積層されたキャンパスのハブ 赤松佳珠子
京都女子大学図書館 佐藤総合計画+安田アトリエ
解説:キャンパスをつなぐ〈蔵〉と〈床〉 安田幸一
INSIDE VIEW
キャンパス全体の中で知のあり方を考える
安田幸一+渡辺猛
国際藝術リソースセンター 日建設計
解説:書庫そのものとしての図書館像 石原嘉人+萩原裕加
低過庵 藤森照信
解説:空間が生まれる端境 藤森照信



 
連載
エッセイ 地球の景色18 藤本壮介
ロボットはコンピュータの夢をかたちにするか? 20 アンズスタジオ


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MULTI/ドイツ
編集部