安藤忠雄 都市と自然
時間とともに成長する建築 安藤忠雄


第1章 都市の中の環境風土

環境を取り巻く状況の変化
大阪の町に提案し続ける
日常性の豊かさ
出発点ー阪神間の風土
日常が持つ具象性と抽象性
境界のない流れる水ーTIME’S

 環境に応える 1977


第2章 環境を意識すると建築も拡がっていく

環境と対話し,同時に調和する
歴史と自然環境を未来につなぐ
「山」がつながり,地域をつくる
風景を変えていく力
場所から生まれるアートや建築
地中で感じる自由さ
サイト・プランニング=場所の感覚
アートがまちを変えるとは
削り取られた山
自然の再生ー夢が託された庭園


第3章 世界の中の風土

自然と関わりながら,時間をかけてつくり上げられた環境とは
スカルバが示したもの
ヴェネツィアで考え続ける
歴史的な都市に挿入された単純なキューブ
アジアを視野に
中国というスピード感
北京と上海
森から始めること

 場を読む 1987

対話 建築に対する文化を実感してつくる 2009


第4章 建築を育てること

時間を経ることを考えると
人の関わりを生む仕掛けとは


境界を越えていくこと 二川幸夫との対話

建築にとって敷地とは
環境から人々が感じとるもの
都市と自然の中の「人間性」

Japanese text only
240 total pages, 64 in color
Size: 210×148mm
ISBN4-87140-675-8 C1052
2011
916日発行
2,567(税込)