メッセージ あるがままの世界にいる自分 内藤礼
エッセイ 地球の細道25 安西水丸
ヴォイス これからの銀座 吉田不曇
対談
[総括と展望]?世界編
磯崎新・二川幸夫
■無気力さ?ヴェニス・ビエンナーレ■無責任さ?グラウンド・ゼロ・プロジェクト■脱グローバリズム?日本館■リージョナリズムとの葛藤?上海ビエンナーレ■大化けの予感?中国■ディベロッパーの台頭?中国■クライアント不在?全世界■建築家を必要としない時代
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座談会
[総括と展望]?建築2002/2003
伊東豊雄・小嶋一浩・二川由夫
■建築らしからぬ建築■行政側の覚悟■外形のない建築■AA的設計法■スケールとプロポーション■差異が語られない建築家■巨匠の楽しみ■コンペで何を求めるのか?■スーパー・ブランドの建築■ショップ空間の価値■建築家のアイドル化■質素さの表現■元気の良い二人■パーティ的な表現■「ウタ」ちゃんみたいな建築■非完結的な建築■モダニズム的建築の質
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特集
変わりつつある建築のスケール 6人の日本人建築家が考えていること
磯崎新 |
■現代の建築のスケールに表されるもの■サイズとスケール■メトロポリスの象徴■樹が成長する都市システム■敷地に支配される建築■巨大化の系譜■合理主義の果てに起こったこと■彫刻のような関係・建築の決定理由の反転■空間の発生状態を変える |
黒川紀章 |
■時間と空間の決定的なスケールの差■建築に固有のスケールは■巨大建築のつくり方■メタモルフォーシスによるスケール・ジャンプ■リアルな身体性も,空間も消える
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槇文彦 |
■粒子のつくり出すスケール■メガロポリスの困難さ■道=規範と建築の関係の喪失■身体的経験とアイデンティティ■あだ名と姿
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原広司 |
■2000倍のサイズの差■デジタルな要素の重ね合わせ■200メートルのスケール感覚■「札幌」での方法
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伊東豊雄 |
■建築の急激な巨大化■巨大な都市モデルになってくる■思考の強さを露わにする仕組み■「床」は他の要素と同じように操作できるか |
隈研吾 |
■都市の室内化■インテリア感の都市への拡張■超高層を室内的な身体距離にできるのではないか■筆圧で線をコントロールする |
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作品
国際芸術センター青森 安藤忠雄
ロレックス東陽町ビル 槇文彦
ADK松竹スクエア 三菱地所設計+隈研吾
琵琶湖の保養所 大江匡
紙の資料館 特種製紙総合技術研究所 Pam 坂 茂
折本邸 原広司
introspective 有馬裕之
世界の最新作品
CALA Steven Holl
連載
新連載 GA SCHOOL「モダン・シアター・ストーリー」プロローグ 本杉省三
新連載 「松本市市民会館(仮称)現場レポート」第一回
「東京・小説」第六話 隈研吾
GA広場
地形をレイヤーする?泉ガーデン 日建設計
〈型の反転〉でつくられた器 三分一博志
床の自由度を獲得する試み 山下保博
Construction Site View/東雲キャナルコートCODAN
列島リポート
新潟市:市民の新潟観を変える建築?新しい都市軸と街の変化について 岩佐明彦
高知県:「土佐派」の現在 吉田晋
別府市・大分市:巨大な道路の小さな建築?別大国道東屋コンペ 青木茂
ファックス建築批評
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176 total pages, 56 in color
ISBN4-87140-859-0 C1352
2003年1月1日発行 |
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¥2,566(税込) |
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