座談会「透明なる風景の彼方に見えたもの」伊東豊雄+S.S.
特 集「建築のかたち」

オピニオン 思い出の傷をたくさんつくる 星野初太郎
エッセイ  地球の細道26 安西水丸
ヴォイス  コンバージョン研究から見えてきたこと 難波和彦

座談会
透明なる風景の彼方に見えたもの
?ポスト・メディアテークの作品を中心に?
伊東豊雄+S.S.

自立した「せんだい」建築の分節法構造的ではない部分の評価平面・立面・断面「壁を作らない」ことの意味オリエンテーリングと獣道ケヤキの下で靴を売る透明性に対する意識の変化軽くもあり,重くもある明確ではなく,ブレた状態

プロジェクト
Tod's Omotesando 伊東豊雄

特集
建築のかたち 8人の日本人建築家が考えていること

入江経一 インプリメントとアートプライベートなモチーフ小文字の建築アミノ酸から人間に至る時間巨匠の「答え」自分の言葉ヴォリュームという呪縛
遠藤秀平 表現と表情多様な伝わり方を考える固定概念
遠藤政樹 プレースフォルムとプロドゥクトフォルム純粋幾何学を飼い慣らすだらだらとした機能をパッケージする形パッケージをそのまま現すジャンプアップを楽しむ
北川原温 失われた形を求めて理解されない形をつくる去勢された現代社会形を出す戦略万葉集への憧れ
小嶋一浩 空間の摩擦度ヴォリュームで検証する内側からの形フォルムとしての超高層二〇世紀的美学からの脱出ゲーリーの形とルール「方法」と「答え」「部分」から「全体」を知覚する
高崎正治 形を生み出すカタ人の意識に働きかける造形の秘密機能との関係ものづくりの本性
高松伸 都市との関係仮面性の建築形をつくる方法形に対する不信ノンスケールの形言葉のコスモロジープログラムと仮面
六角鬼丈 都市の測定器としての形増殖エネルギーを素直に出す建築の「核」頭の中に置く「仮のモノ」フィクション・ストーリーを具現化する

作品

Dクリニック 山本理顕
住まいのデパート「ペンタくん」多摩センター店 隈研吾
「ペンタくん」施設内 内海清美源氏物語館 早草睦惠
六花亭真駒内ホール 古市徹雄
G//S 遠藤秀平
京橋Nハウス 早川邦彦
カナダ保育園 六角鬼丈
Y house 入江経一+池田昌弘
ランドフィルハウス 石黒浩一郎
メガタ 小泉雅生

連載

GA SCHOOL「モダン・シアター・ストーリー」第一幕 本杉省三
東京・小説 第七話 隈研吾

GA
広場

東京に風車がやってきた 編集部
天津博物館現場レポート 中村安奈
構造家の思考法:金田勝徳 ?山本理顕設計「Dクリニック」を中心に
消耗品から社会資本へ 小田豊
姿の見えてきた?愛知万博 編集部
竹集成材の格子状シェル 鈴木グラント
ファックス建築批評

176 total pages, 64 in color
ISBN4-87140-860-4 C1352
2003年3月1日発行
¥2,566(税込)