表紙と巻頭誌面は、伊東豊雄さんによる最新作「台湾大学社会科学部棟」。アルゴリズム的なルールによって生み出されたストラクチャーが、自然の場所のような心地よさを形づくっています。これまでの追求のさらにその先に、中庭に森のような空間をつくり出し、周りに広がっていくような流れや隙間が実現されている。伊東さんだから生み出せた空間をご覧あれ! |
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特集 |
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[移動 空間 建築] |
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新しい移動体験が近現代の空間に与えた影響を、9人の賢者が語る |
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「〈移動〉がもたらした
多様な社会的リアクション」 |
日埜直彦 |
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「パーソナルな流動性の中での動的平衡」 |
山中俊治 |
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「自由自在な移動空間の行方」 |
大川 悠 |
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「〈移動の価値〉の歪みに
対抗する〈建築の重さ〉」 |
石山修武 |
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「両極化する世界をつなぐ速度とは」 |
藤本壮介 |
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「〈移動〉に関するデザイン史」 |
今村創平 |
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「現代の超克と中間的全体性」 |
米田 明 |
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「世界と身体を取り結ぶ速度感や距離感」 |
深川雅文 |
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「〈空間の移動〉ではなく
〈階層の移動〉の可能性」 |
森川嘉一郎 |
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特集は「移動 空間 建築」。動かない建築にとって、「動く」ことは永遠の憧れ……。近代の技術革新は、多くの「移動」のテクノロジーによって突き動かされ、建築にも刺激と変化をもたらしました。今また情報革命の中で、「移動」の意味も変わりつつあるかもしれません。そんな「移動」による新しい刺激力を、どのように考えられるか。時間の感覚も含めた、縦横無尽の視点が交差します。 |
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作品 |
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台湾大学社会科学部棟 |
伊東豊雄 |
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松山 台北文創ビル |
伊東豊雄 |
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ヨシダ印刷東京本社 |
妹島和世 |
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新宿瑠璃光院白蓮華堂 |
竹山 聖 |
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東京大学
ダイワユビキタス学術研究館 |
隈 研吾 |
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秋田県立美術館 |
安藤忠雄 |
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桐朋学園大学調布キャンパス1号館 |
日建設計/山梨知彦+羽鳥達也+笹山恭代+石原嘉人 |
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作品は充実の7題、2プロジェクト。施工システムやプログラムの扱い、志向する空間とその組み立て方。建築家の力量と思考の深さが表れる、トータルとしての建築提案が実現した見応えのある作品が並びました。現代が持つ可能性をフルに活かす成果は、次なる創造のパワーにもなるはず。各建築家のアプローチの違いを見るのも一興です。 |
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Project |
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南投禅リゾート・プロジェクト |
隈 研吾 |
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金門島自然村プロジェクト |
隈 研吾 |
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時評 |
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追悼 ハンス・ホライン |
ウォルフ・D・プリックス |
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連載 |
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現代の建築家 20「安藤忠雄」
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井上章一 |
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空間のディテール 6
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高橋てい一/第一工房 |
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- 布施茂に訊く 建築家、高橋てい一のチームワーク
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二川幸夫の眼 3 |
原広司 |
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井上章一さんの連載も4年目に入ったところで、最終回の安藤忠雄さんが登場。日本という、西欧の「建築」が輸入された場所で、建築家たちはどのように生きてきたか。その紆余曲折とそれぞれの姿が、井上さんならではの新鮮な目線で語られてきました。時に共感も交えて描かれた、こころざしやせつなさは、今の私たちにもうったえてくること間違いなしです。
高橋てい一さんの連載も最終回。新しく竣工した建築を取材していると、今また、新たな次元でディテールや構造を含めた建築のつくり方が問い直されつつあると感じます。高橋さんの言う「ものづくり」の意味が浮かび上がります。 |
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PLOT |
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「House in Tsudanuma」編
設計:fuse-atelier、語り手:布施茂 |
fuse-atelierにおける住宅の主題 |
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PLOTは、初登場の布施茂さん。住宅作品を中心に、空間体験をベースに設計する時の、形やスケールの効果に対する思考のプロセスをお話しいただいています。高橋さんの連載でも、ゲストとして登場していただいたので、ぜひ合わせてご一読を。 |
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GA広場 |
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「新たな建築的ランドスケープ」
金門港旅客ターミナル/House of Peace |
石上純也 |
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「鉄を積み上げた住まいの意味」
Log H |
原田真宏+原田麻魚 |
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「トコロイドが描き出すランドスケープ」
台北世界貿易中心廣場
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伊東豊雄 |
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連載
ロボットはコンピュータの夢を
かたちにするか? 2 |
アンズスタジオ |
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GA広場に、石上純也さんが久々の登場。webのニュースなどで、国際コンペに勝利されたニュースを見て、「石上さんが変わった?」と思われた方も、そうでない方も注目!。石上さん的思考の最新の展開には、現代の建築家として意外と響き合うテーマを感じられると思います。 |
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208 total pages, 72 in color
ISBN978-4-87140-928-5 C1352
2014年7月1日発行 |
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¥2,566(税込) |
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