特集 スタディの眼
対談 アートと建築の会遇 杉本博司×隈研吾


 


作品
清春芸術村ゲストハウス 新素材研究所/
杉本博司+榊田倫之
ガラスの茶室 聞鳥庵 新素材研究所/
杉本博司+榊田倫之
瑞聖寺庫裏 隈 研吾
解説:マニエリスム化を抑制する階層破壊 隈 研吾
日本平夢テラス 隈 研吾
解説:八角形のジオメトリーに載せる木組 田口誉・小澤瑞穂
守山市立図書館 隈 研吾
解説:ザックバランな長屋的公共性 隈 研吾
INSIDE VIEW:高い適応能力を発揮する竪樋や木ルーバー 隈 研吾・珠玖 優
須賀川市民交流センター tette 石本建築事務所+
畝森泰行
解説:〈まち〉につながるテラス 十河一樹+畝森泰行
解説:須賀川市民交流センター tetteの構造について 高瀬淑也・新谷眞人

192 pages
ISBN978-4-87140-956-8 C1352
2019年3月1日発行
¥2,566(税込)

 

対談
アートと建築の会遇
現代美術作家/杉本博司 × 建築家/隈 研吾



特集
スタディの眼
―8人の建築家やエンジニア、研究者による、スタディを巡るはなし



INTERVIEW
石上純也「現実の技術への疑問が新しい飛躍への一歩」
アイディアの次は原寸|リアルとの整合性|
アイディアを建築として飛躍させていく|実現性への確信が必要|
データ空間との掛け渡し




佐藤研吾「〈現場に滞在してつくる〉ことの模索」
現場に滞在してつくる|空間やプランニングに対する興味の欠如|
「小さな物語」との結びつき




廣瀬通孝「VR元年を迎えるまでの探求」
HMDとデータグローブ|五面立体視ディスプレイ|VRとARの違い|
外部環境での位置情報|事実は小説よりも奇なり|VR普及元年の頃|
情動や錯視|「何かが違う」を解決するには




中川エリカ「一分の一のために不成立からも学べる」
遠藤勝勧「菊竹清訓の設計方法論とスタディとは」
藤本壮介「緩い形式性への道筋」
佐藤淳「省略のワザと精度を上げるワザ」
城戸崎博孝「完成まで改良し続けるスタディの仕方」


PLOT
「那須塩原市 まちなか交流センター〈くるる〉」編
設計:藤原徹平+針谷將史+fujiwalabo
語り手:藤原徹平・針谷將史・小金丸信光
phase 2
建方の検討
「塔とオノマトペ」編
設計:中川エリカ
語り手:中川エリカ
phase 1
最初のプレゼンから着工前まで

設計のプロセスに迫る「PLOT」は、二つのプロジェクトを紹介。


連載
エッセイ 地球の景色26 藤本壮介
Traveling Around The World Daitoku-ji/Kyoto, Japan
立衛散考 西沢立衛


GA広場
風景に溶け込むリビングのような特急
妹島和世
シンプルな二重皮膜でアンビエントなデバイスを目指す
長田直之