ためらいながらも踏み出した個人住宅の設計を通じて、今やっと見えてきた「住宅らしさ」とは? 住宅デビュー作「伊豆の風呂小屋」から、パヴィリオン、家具、現在進行中の海外の住宅作品に至るまでをインタヴューで振り返るとともに、巻末に新たに書き下ろされたエッセイも加え、隈研吾が考える「住宅らしさ」の本質に迫ります。


第1章 伊豆の風呂小屋ができた頃
伊豆の風呂小屋, 水/ガラス, Great (Bamboo) Wall, 高柳町 陽の楽屋

第2章 材料に対する興味
Plastic House, 鉄の家, ロータス・ハウス, Bamboo/Fiber, Mesh/Earth

第3章 小さなパヴィリオンでの実験
実験住宅 Meme, Lake House

第4章 軽井沢の別荘
Stone Roof, 森/床, Y Hutte

第5章 家具について


第6章 現代の和風について
Water/Cherry, Yien East, Wood/Berg

第7章 海外の住宅
Glass/Wood, Jeju Ball, Floating Cave, Chiva House, Dune House

隈研吾/「住宅らしさ」とは何か?


住宅作品リスト


240 total pages, 64 in color
ISBN 978-4-87140-680-2 C1052
2013
325日発行
2,200(税込)